足立区の保存樹・樹林を守る会
足立区の保存樹・樹林を守る会
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「足立区の保存樹・樹林を守る会」は、高度成長期にかけて、区内の郷土在来種である樹齢100年以上の大樹が、開発などのために次々に伐り倒され消失する様を見るにしのびず、これらの大樹や樹林は郷土の宝として守り、次の世代に引継ぐべきであり、このことが自然を大切にする心の涵養になるとした人々によって、昭和51年(1976年)に設立されました。足立区の「保存樹木・保存樹林」(足立区緑の保護育成条例に基づき指定)の所有者または管理者の有志で構成されている任意団体として活動しています。
会員は、それぞれ所有者・管理者の立場で、区内の貴重な林地(屋敷林・神社の杜・寺の林)や大樹を守っています。また、相互の意見や保全技術の交換、他府県の巨樹探訪や地元の方々との交流により研修・研鑚に努めるなどの会活動を通して、協和して愛樹の心を強くし保全に努め、次の世代に継承することを目的としています。

本ページをご覧の皆様には、会の活動内容や、保存樹木・樹林を知っていただくことで、私たちの活動の支えとなっていただきたいと願っています。

更新履歴

2023年3月会のあゆみ、樹木・樹林データ、会の活動、会則を更新
2022年3月会のあゆみ、樹木・樹林データ、会の活動を更新
2021年4月ホームページリニューアル
2021年3月樹木・樹林データ、会の活動を更新。
2020年3月樹木・樹林データ、会の活動を更新。
2019年3月樹木・樹林データ、会の活動を更新。
2018年3月樹木・樹林データ、会の活動を更新。
2015年4月会のあゆみ、樹木・樹林データ、樹木・樹林の紹介、会の活動を更新。
2014年3月各ページを更新。
2006年3月樹木の紹介、樹木・樹林データを更新。
2004年3月ホームページ開設

会長あいさつ

創立45周年を迎えます

昭和51年4月に発足した「足立区の保存樹を守る会」は、現在「足立区の保存樹・樹林を守る会」へと名称を承継し、令和3年には45周年を迎えます。
本会はこれまで、樹と人をつなぎ、初代会長の吉田利男氏や第2代会長の佐藤英一郎氏、前会長の牛込源晃氏のご尽力ご活躍により、足立区の発展とともに歩んでまいりました。
昭和、平成そして令和へと時代が変わり、区内の環境も変わりました。昨今の異常気象に見られる自然の猛威、そして人の移り変わり・・・。これらの変容は、都市に存在する大樹の伐採・減少へ甚大な影響を及ぼしています。「樹木を守る」という言葉は、もう簡単には言えない時代となってきているのではないでしょうか。
だからこそ、私たちは区内の「大樹・樹林を守っていく」という意志を、区内に広め、後世に伝えていく一助となるよう、会の活動を存続していかなければならないと思っています。本会の活動により、「地域に古くから郷土の宝として存在する樹木」が救われ、保全されていくことを祈ります。
現在、区内には500本を超える保存樹木と、25か所もの保存樹林が存在し、約130名以上の会員の方々が日々保全に努めてくださっております。
しかし、大樹・樹林を保全する会員個々の力にも限界があることから、今後も更なる、国からの税制的支援や行政による支援を願うところです。
最後に足立区民の皆様へ、これら都市の中の大樹や樹林は、一度失うと、元に戻すには多大な時間が必要となるにとどまらず、再生は不可能であると言っても過言ではありません。
区内に古くから存在している「郷土の宝として」「景観美として」「防災の緑として」「生物の生息する拠点として」、これまで以上のご理解をいただけるよう、お願い申し上げます。
1本でも多くの樹が、後世に引き継がれるようお願い申し上げご挨拶といたします。

令和2年9月吉日 会長 田中 健雄

会の活動

令和4年度

臨時役員会・総会(書面開催)

令和4年8月1日

保存樹めぐり(江北地区)

令和4年12月8日

▲保存樹めぐり(江北地区)

▲保存樹めぐり(江北地区)

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